2026年5月9日土曜日

筆記試験の再現

 私はこれまで9回、技術士試験を受験しました。

A、B、C いろんな成績をとったことがあります。

せっかく再現しているのだから公開したいと思います。

なお、技術士を受験される方は必ず筆記試験の再現を作成することをおすすめします。

口頭試験で質問の対象となります(近年事例は減少していますが)。

また、筆記試験が不合格だった際の要因を考察する際も役に立ちます。

では、環境部門の問題Ⅱ-1からです。当時の試験制度では問題Ⅱ-1は4問中2問を回答する形式でした。

成績はBでした。

Ⅱ-1が1問しかわからず苦し紛れにⅡ-1-1を回答したので点数が下がったと思っています。



2-1-1 東日本大震災による被害からの復興に向けたグリーン復興の取組を3つ挙げ、そのうち1つについて生物の多様性保全への配慮について述べよ。

1.再生可能エネルギーへの転換

福島第1原発の事故をうけ、再生可能エネルギーへの転換が求められている。このことから、国では一部の規制緩和や助成金・・・

2.建設工事の取り組み

道路復興などの建設工事では、温室効果ガスの削減に向け、循環資源の利用、廃棄物発生の抑制、グリーン調達などの取り組みがおこなわれている。

3.国立公園

現在東北地方の太平洋側では、海岸部に国立公園を設立する取り組みがなされている。

4.生物多様性の保全

平成23年の環境影響評価法改正により、風力発電も法の対象事業となった(1kw以上)。このことから、各地で動植物調査が実施されている。また、環境省ではモデル事業を実施し、科学的基盤を蓄積している。風力発電が与える影響として、バードストライクがあげられる。これについては、現在〇〇やデータが不足している状態であり、幅を持った評価をおこなうことが重要である。

 (試験では最後から2行目くらいまで書いた)


2-1-2 我が国の里山の生物多様性の指標となる生物種を1種挙げ、その生物の生態的特性と里山環境との関わり及びその生物種を保全するための方策について述べよ。

1.サシバの生態的特性

指標となる種としてサシバをあげる。サシバは、東北以南に夏鳥として飛来する中型の猛禽類である。カエルなど小動物を主なエサとする。針葉樹または広葉樹に営巣し、数個の卵を産む。ヒナは夏頃に巣立ち、秋には日本を飛び去る。

2.里山環境との関わり

サシバの主な狩り場は営農地である。また、営巣地も営農地周辺の二次林である。このことから、サシバと里地を含む里山との関わりは深い。

3.保全するための方策

サシバは近年減少しており、環境省レッドリストではVUに指定された。このことから、平成25年には「サシバの保護の進め方」が公表された。これを踏まえ、以下に保全の具体策を示す。

1,営農地の保全

サシバは、営農している農地を好むため、営農を継続させることが重要である。しかし、近年の里地では、過疎化により休耕田が増加している。このような場合は代替地の創出を検討する。

2,エサ資源の確保

サシバのエサとなるカエル類は近年減少傾向にあり、環境省第4次レッドリストでは、トノサマガエルが新たにNTに指定された。このことから、カエル類などの資源量把握を目的とした定量的調査を実施する。







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