2026年4月28日火曜日

建設環境への挑戦~苦悩の年月~

 そもそも私が環境部門を受験した理由は

「技術士を何か1つ持っていると次は簡単にとらせてくれるらしい」

という、間違った認識を会社が持っていました。

ですので、何でもいいから受かりやすそうなのを取得して、次は建設環境をとって欲しいという要望がありました。

そこで、環境部門を取得した翌年の2015年から受験を開始しました。


このブログで以前お話したように、環境部門の勉強にあたり、いろんなやりたいことを犠牲にしました。

正直、「え~ また受けるの~」という嫌な気持ちでいっぱいでした。

また、私の会社は1つ目の技術士取得で毎月の手当があるのですが、2つ目以降はありません。

これも勉強に身が入らない一因となっていました。

結果・・・

●2015年:択一アウト(論文の評価つかず)

●2016年:Ⅰ:28/30 Ⅱ:B Ⅲ:A 総合:B

●2017年:Ⅰ:24/30 Ⅱ:A Ⅲ:A 総合:A 口頭:☓!?(T_T)

●2018年:Ⅰ:18/30 Ⅱ:C Ⅲ:B 総合:C

~試験制度改正(令和8年度現在と同様の試験制度)~

●2019年:Ⅰ:B Ⅱ:B Ⅲ:B 総合:B

●2020年:Ⅰ:A Ⅱ:B Ⅲ:A 総合:A 合格


6年目で合格することができました。

口頭試験を不合格になり翌年に総合Cだった時は受験をやめようかと思いました。

最初の2年はぐだぐだ勉強していましたが

2017年には朝勉という自分のやりたいことを極力犠牲にしない勉強方法を見つけました。

2015年から始めていた朝のジョギング後に一時間の勉強時間を作りました。この勉強方法が自分には合っていたのかなぁと思います。

でもやっぱり振り返ってみると、環境部門を受験した2014年が一番勉強していたと思います。

建設環境の合格後は

総監が少し気にはなるけど、もう勉強したくない!

という思いでした。

私の会社では総監取得のメリットがありません。また、入札でも有利になりません。

ですので、総監は取得しなくてもいいかなぁと思っていました。


建設環境を勉強するにあたって感じたことは

私は地方の建設コンサルタント会社で自然環境調査を担当しています。

私の仕事は調査を実施して必要に応じて保全策を提案することで、業務の中で建設や設計に触れることはありません。

ですので、筆記試験の必須科目Ⅰ(建設一般)は苦手でした。

また、口頭の模擬試験ではよく「建設っぽくないねぇ」と、言われていました。

口頭試験で不合格になった要因も「部門違い」と思われたことじゃないかと考えています。


建設環境と環境部門ってなんか似ているので勢いでとれてしまうイメージがあるかもしれませんが、結構違います。似てそうで違うのでダブル受験は逆に難しいかもしれません。


私は環境部門(自然環境保全、総監)と建設部門(建設環境2回)の口頭試験を2回ずつ受けています。あくまで個人的な意見ですが、環境部門の試験官の方が優しいイメージがあります。私が受験した環境部門の口頭試験2回については、その年度の口頭試験合格率は100%でした。

ちなみに、私が建設環境の口頭試験で不合格になった2017年は、仙台会場で筆記試験を突破したのが12人でしたが、私を含む4名が口頭試験で不合格になっています。


この口頭試験の傾向から何が言いたいのかというと

2つ取るなら建設環境を先に挑戦した方がいいんじゃないかと^^;

くりかえしになりますが、これは自身の経験から私が感じていることです。

信じるか信じないかはあなた次第です!

2026年4月27日月曜日

口頭試験

 前回のお話で筆記試験の合格までを紹介しました。

私が環境部門の口頭試験を受験したのは2014年ですので、現行制度と採点基準が異なります。

令和2年に建設部門で現行制度の試験を経験していますが、それについては後ほど。

と、いうことで今回は技術的なことよりも受験に対する姿勢を主にお話したいと思います。


筆記試験に受かるかどうかよくわからなかったので、筆記試験の合格発表日まではすっかり気を抜いていました。しかも口頭試験まで1か月もない。ここで一気にあせりはじめます。

そこで、SUKIYAKI塾東北の模擬口座を受験してみました(11月9日)。

結果・・・ボロボロです。

後から思い返すと回答できた内容もあるんですが、試験の緊張感に飲まれてしまいまったく思ったことを話せませんでした。

そしてSUKIYAKI塾東北の模擬試験2回目(11月23日)。

結果、文句なし!との講評をいただきました。

たまたま、用意していった質問ばかりだったので、逆に課題が抽出できませんでした。


この後、SUKIYAKI塾に公開されている体験談や口頭試験の再現を読みまくりました。掲示板をとおして自身の再現を送付してくださった方もいました。

先輩方の再現をみることは本当に勉強になりました。

ですので、私も合格した後に受験体験記を作成しました。

私の体験記はSUKIYAKI塾HPの以下で公開されていますのでご興味のある方は見てください。

「二次試験体験記 H26 おっささん」




2026年4月24日金曜日

 前回は受験申し込みについてお話しました。

今回は筆記試験に向けた勉強方法について書いていきます。

受験申し込みと同時進行して2月から筆記試験の勉強を始めました。

と言っても、学生の頃にしっかり勉強していなかったので、まず漢字が書けません。

まぁ、試験勉強はPCを使うので漢字は後回しにして、前年度の問題Ⅲの模範解答を作成してみました。

これを先輩技術士に添削していただいたところ


●全て→すべて:常用漢字ではない

●~おいて:話し言葉

●文章が長すぎる


技術的な論文以前の問題でした^^;

そこで、普段の仕事から正しい文章表現や常用漢字の使用を心がけるようにしました。

常用漢字についてはWordでチェックするシステムがあります。

「Wordオプション→文章構成→Wordのスペルチェックと文章校正→設定」から設定できます。


おぉ 初めてブログに画像を貼りました。


こんな機能も使いつつ、12案ほど作成してやっと合格点をもらえました。


この正しい文章を心がけるということは、仕事をするうえで現在もとても役にたっています。

多くの方々は「~おいては」は、「~の~の」みたいな「の」の連続を避けるために活用していると思います。でも、使わない!って決めれば何とかなるものです。

「おいては」は、新聞では絶対に使われない表現です。

「の」が連続しそうで困る人は、そもそも一つの文章が長過ぎるのだと思います。


偉そうなことを書いていますが、私は今でも正しい日本語を書ける訳ではありません。このブログでも不適切だったり、わかりにくい表現があるかもしれません。でも、ブログを書くときは一応気にして書いているので、自身の勉強になっていると思っています。


さて

1問の模範解答ができた後は、ひたすら作りまくりました。

2問目からは、1問あたり3~5回の回答案で合格をいただけるようになったのでペースがあがりました。

過去10年分の問題と想定問題と合わせて20問ほど作成しました。

問題Ⅱ-Ⅱも同様です。

過去問を10年分も見ていると同じようなテーマが繰り返し出題されていることがわかりました。これは、現在の必須科目Ⅰも同じ傾向です。


試験まであと1か月を切った2014年7月4日、腕試しに某スクールの模擬試験を受けてみました。

結果・・・5点!?

「お前はもう来年頑張れ」と言われました(T_T)

・・・勉強やめようかなぁ

しかし、この模擬試験結果を先輩技術士に伝えたところ

「いや、ジャイアンは合格できる力を持っている」というお言葉をいただき、やっぱり受験してみようと思いました。


気を取り直して模範解答の作成に再度とりかかり、筆記試験本番の2週間前までやっていました。


ちなみに勉強時間は土日が主で、4月から筆記試験日だった8月1週まで土日祝日は一つも予定を入れず図書館に通いました。結果的に図書館に行っても勉強しなかった日もありますが、それでも毎週通い詰めていました。

それまでは向こう3か月の週末はすべて遊ぶ予定が入っていた自分にしては、よく頑張ったなぁと思います。


そして最後の一週間、これまでに作成した模範解答をひたすら手書きしました。一週間で600字詰の原稿用紙で120枚書きました。これは会社でタイムカードを押した後で会社に残ってやりました。この一週間でかなりのことを暗記できたと思います。また、必要な漢字も多く書けるようになりました。


そして2014年8月3日、試験本番の日

午前中は択一式でした。自信はありませんでしたが時間は余りました。

そこで、試験終了まで自分が覚えた論文の骨子を問題用紙の余白に書き出していました。

すると、思い出せないこともいくつかありました。これを昼休みに再確認しました。

これは、とてもおすすめです。


午後は問題Ⅱ-Ⅰの一枚問題から始めましたが、どうしても1問しかわかりません(当時は4問中2問を選択)。後回しにして問題Ⅱ-Ⅱを回答しました。これは何となく書けたような気がしますが、何せ初受験なので手応えはありません。

再度、問題Ⅱ-Ⅰに戻って一番抽象的な問題を問いてみます(残り20分)。

具体的な施策を3つ挙げて・・・とありますが、1つもわかりません。

それでも書ききって終了しました(施策は1つも当たっていませんでした)

問題Ⅲは用意していたものを少しアレンジして対応しました。

ちなみに現行制度では午後の選択問題ⅡとⅢは同時に回答します。

私が環境部門を受験した旧制度では問題ⅡとⅢは区切って実施されていました。


2014年10月30日、筆記試験の合格発表日

必須科目の択一は残り1問でギリギリクリアしていることがわかっていたので、技術士会HPで合格発表を確認します。

環境部門は下の方なので緊張しながら画面をスクロールしていきます。

番号がありました!合格です!!いやぁ 歓喜でした。

今思い出しても心が震えます。


ちなみに合格発表の時間ですが、ここ数年は5:50に技術士会HPで発表されています。

令和7年度も5:50でした。

8:30になると官報が公表されて、その号外に合格者の受験番号と氏名が掲載されます。


11月5日、成績表と口頭試験の実施日が記載された通知が届きました。

成績は、必須科目(択一):18/30 選択科目Ⅱ:B Ⅲ:A 総合:A

選択科目はⅡとⅢ合わせて6割だったら合格です。これは令和8年の現行制度も一緒です。

問題ⅡがBだったのはおそらく、問題Ⅱ-Ⅰが原因だと思います。でもこの結果から、問題Ⅱ-Ⅰが書けなくても諦めなくていい!ということがわかりました。


さてさて、口頭試験は2014年11月30日(日)と記載されています。

・・・ってオイオイ、1か月もないじゃないか!?


私が筆記試験の勉強をとおして有効だと思ったことは以下3点です。

1,最初は色々手を出さずに問題Ⅲ(現行制度の必須科目Ⅰでもいいと思います)のちゃんとした模範解答を作成する

2,詰め込むのは最後の1、2週間で集中してやる

3,試験本番で時間が余った際は自分が勉強した骨子を書き出す練習をする


次回は口頭試験です。


2026年4月23日木曜日

二次試験受験申込書の作成

 2013年12月上旬に一次試験に合格できたことから、2014年お正月休みから受験申込書の作成にとりかかりました。

協力会社に同部門の技術士がいたため、受験科目は環境部門(自然環境保全科目)に決定。受験申込書に記載する業務経歴、業務内容の詳細について指導を受けました。経歴は技術者としての成長が確認できるか?業務内容の詳細は技術士らしい創意工夫が見られるか?など、当時はよくわかっていませんでした。口頭試験を終えてわかりました。口頭試験で落ちてしまう方は、この段階で失敗している場合があります。なめてはいけません。しっかり作り込みましょう。私は結局3ヶ月間で7 案まで作成してようやくOK をいただきました。


これは旧制度の試験に対応した作成方法です。

令和元年から試験制度が変更され、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に沿って採点されるようになりました。私は令和2年に建設部門(建設環境科目)を取得しているのですが、それについては後ほど。

とにかく受験申込書の作成にあたって大事なことは

現行制度で合格した技術士の指導を受ける!

申込書を作成している段階では、思考が技術士になっていません。

ところが、筆記試験を突破したあたりでは技術士っぽい考え方ができるようになります。

もし、独学で申込書を作成した場合

口頭試験が決まって受験申込書を見直したときに え~っ(T_T) ってなります。


ですから、とにかく現行制度で合格している技術士の先輩に添削してもらい、素直に修正することがとても大切だと思います。


次回は筆記対策についてです。

2026年4月16日木曜日

受験歴(一次試験)

 ・・・投稿2つ目にして早くも何を書けばいいのかわからなくなっています^^;


う~ん、それでは、私の受験歴をご紹介していこうと思います。


私は2000年6月に現在の会社(地方コンサル)に入社しました。入社してから、技術士っていう資格があるらしいよ~って話は聞いていましたが、自分には無関係だと思っていました。会社で技術士を取得した社員は一人もいませんでした(技術士を持っていて入社した者が1名いました)。


2011年、RCCMの受験制度が変更になり35歳程度の技術者が受験できるようになりました。

これを受け私の会社では、受験資格のある社員は全員受験せよ!との命令が下りました。

ここで私は生まれて初めて一生懸命に勉強しました。

試験までの一週間、17:00にタイムカードを押した後で会社に残り、22時頃まで毎日勉強しました。


結果、見事に建設環境部門で合格できました。

当社からは7名が受験して、合格したのは私一人でした。

この経験から「ん?俺ってやればできるのか?」っと思ったことが技術士受験のきっかけとなりました。


受験勉強(2013年1月~10月)

勉強方法もよくわからないので、過去問が掲載された参考書を購入し勉強を始めました。大学受験の経験もないことから、基礎科目は意味がわかりませんでした。

2進法って初めて聞いたんだけど^_^;

記号の読めない計算式がある・・・

化学反応。。。捨てよう!

何度も心が折れそうになりながら、時間があるときにネットで調べました。

大学生に向けたサイトで優しく解説しているサイトが多く、私でも理解できるレベルで解説されています。参考になりました。

一次試験対策として重要だと思ったことは

とにかく過去問を解く!わからないことはネットで調べる!



一次試験(2013年10月14日)

環境部門で受験しました。

基礎は例年よりも少し簡単になったかな?

適性ムズ!?過去問が簡単だったので全然勉強していない(ToT)

専門は例年通りかな。

適性やばいなぁと思いながら終了。


一次試験合格発表(2013年12月上旬)

合格証が届きました!適性はあと1問でアウトでした。当社からは3人が受験して合格者は私1人。ひとりは適性で落ちました。

危なかった~

ここから厳しい二次試験に挑むことになります。この時点では認識が甘くあまり真剣には考えていませんでした。


ブログって、もっと写真とかが掲載されているイメージだけどな・・・まぁ、これから勉強していきます。


次回は二次試験受験申し込み書の作成についてお話しします。


2026年4月15日水曜日

はじめまして

 初めてブログを開設しました。超初心者ですがよろしくお願いします。

さて、このブログを訪れていただいた方の中には、きっと技術士を目指している人がいると思います。そういった方々にとって有意義な情報を発信するとともに、日々のできごとや趣味などについても投稿していこうかなと思っています。よろしくお願いします。


最初ですので自己紹介をしたいと思います。
私は1976年生まれで現在49歳です。
地元の公立高校を卒業後、アルバイトしていた寿司屋に就職して板前になりました。
寿司屋を退職してフラフラしているうちに現在の会社に就職しました。

このように、決して立派な学歴はありません。小学校から高校まで成績はいつも下位だったので勉強には劣等感を持っていました。でも、努力すれば技術士になれるんです。

私は令和7年度の試験で総合技術監理部門の技術士に合格しました。
これで技術士の受験は卒業する予定です。

上記したとおり私は勉強に劣等感を持っていました。そんな私に技術士受験は自信を与えてくれました。一生懸命頑張れば私でもできるんだと思えるようになりました。
受験に向けていた情熱を、これからは自分がやりたいことに向けようと思っています。
ブログの解説もやってみたかったことの一つです。

これから技術士を目指す皆さんが

あんなやつでも合格できるんだから、俺も頑張れば技術士なれそう!?


こんなことを思ってもらえたら幸いです。


受験にあたり私は、他人よりもスタート地点での知識が不足していたと思います。

一次試験の二進法とか聞いたことなかったですし、筆記試験の勉強をはじめた時は漢字もあまり書けませんでした^^;

このような経験も活かして、このブログで添削指導も始められたらいいなぁと思っています。

それでは、よろしくお願いします。



建設環境への挑戦~苦悩の年月~

 そもそも私が環境部門を受験した理由は 「技術士を何か1つ持っていると次は簡単にとらせてくれるらしい」 という、間違った認識を会社が持っていました。 ですので、何でもいいから受かりやすそうなのを取得して、次は建設環境をとって欲しいという要望がありました。 そこで、環境部門を取得し...