前回は受験申し込みについてお話しました。
今回は筆記試験に向けた勉強方法について書いていきます。
受験申し込みと同時進行して2月から筆記試験の勉強を始めました。
と言っても、学生の頃にしっかり勉強していなかったので、まず漢字が書けません。
まぁ、試験勉強はPCを使うので漢字は後回しにして、前年度の問題Ⅲの模範解答を作成してみました。
これを先輩技術士に添削していただいたところ
●全て→すべて:常用漢字ではない
●~おいて:話し言葉
●文章が長すぎる
技術的な論文以前の問題でした^^;
そこで、普段の仕事から正しい文章表現や常用漢字の使用を心がけるようにしました。
常用漢字についてはWordでチェックするシステムがあります。
「Wordオプション→文章構成→Wordのスペルチェックと文章校正→設定」から設定できます。
こんな機能も使いつつ、12案ほど作成してやっと合格点をもらえました。
この正しい文章を心がけるということは、仕事をするうえで現在もとても役にたっています。
多くの方々は「~おいては」は、「~の~の」みたいな「の」の連続を避けるために活用していると思います。でも、使わない!って決めれば何とかなるものです。
「おいては」は、新聞では絶対に使われない表現です。
「の」が連続しそうで困る人は、そもそも一つの文章が長過ぎるのだと思います。
偉そうなことを書いていますが、私は今でも正しい日本語を書ける訳ではありません。このブログでも不適切だったり、わかりにくい表現があるかもしれません。でも、ブログを書くときは一応気にして書いているので、自身の勉強になっていると思っています。
さて
1問の模範解答ができた後は、ひたすら作りまくりました。
2問目からは、1問あたり3~5回の回答案で合格をいただけるようになったのでペースがあがりました。
過去10年分の問題と想定問題と合わせて20問ほど作成しました。
問題Ⅱ-Ⅱも同様です。
過去問を10年分も見ていると同じようなテーマが繰り返し出題されていることがわかりました。これは、現在の必須科目Ⅰも同じ傾向です。
試験まであと1か月を切った2014年7月4日、腕試しに某スクールの模擬試験を受けてみました。
結果・・・5点!?
「お前はもう来年頑張れ」と言われました(T_T)
・・・勉強やめようかなぁ
しかし、この模擬試験結果を先輩技術士に伝えたところ
「いや、ジャイアンは合格できる力を持っている」というお言葉をいただき、やっぱり受験してみようと思いました。
気を取り直して模範解答の作成に再度とりかかり、筆記試験本番の2週間前までやっていました。
ちなみに勉強時間は土日が主で、4月から筆記試験日だった8月1週まで土日祝日は一つも予定を入れず図書館に通いました。結果的に図書館に行っても勉強しなかった日もありますが、それでも毎週通い詰めていました。
それまでは向こう3か月の週末はすべて遊ぶ予定が入っていた自分にしては、よく頑張ったなぁと思います。
そして最後の一週間、これまでに作成した模範解答をひたすら手書きしました。一週間で600字詰の原稿用紙で120枚書きました。これは会社でタイムカードを押した後で会社に残ってやりました。この一週間でかなりのことを暗記できたと思います。また、必要な漢字も多く書けるようになりました。
そして2014年8月3日、試験本番の日
午前中は択一式でした。自信はありませんでしたが時間は余りました。
そこで、試験終了まで自分が覚えた論文の骨子を問題用紙の余白に書き出していました。
すると、思い出せないこともいくつかありました。これを昼休みに再確認しました。
これは、とてもおすすめです。
午後は問題Ⅱ-Ⅰの一枚問題から始めましたが、どうしても1問しかわかりません(当時は4問中2問を選択)。後回しにして問題Ⅱ-Ⅱを回答しました。これは何となく書けたような気がしますが、何せ初受験なので手応えはありません。
再度、問題Ⅱ-Ⅰに戻って一番抽象的な問題を問いてみます(残り20分)。
具体的な施策を3つ挙げて・・・とありますが、1つもわかりません。
それでも書ききって終了しました(施策は1つも当たっていませんでした)
問題Ⅲは用意していたものを少しアレンジして対応しました。
ちなみに現行制度では午後の選択問題ⅡとⅢは同時に回答します。
私が環境部門を受験した旧制度では問題ⅡとⅢは区切って実施されていました。
2014年10月30日、筆記試験の合格発表日
必須科目の択一は残り1問でギリギリクリアしていることがわかっていたので、技術士会HPで合格発表を確認します。
環境部門は下の方なので緊張しながら画面をスクロールしていきます。
番号がありました!合格です!!いやぁ 歓喜でした。
今思い出しても心が震えます。
ちなみに合格発表の時間ですが、ここ数年は5:50に技術士会HPで発表されています。
令和7年度も5:50でした。
8:30になると官報が公表されて、その号外に合格者の受験番号と氏名が掲載されます。
11月5日、成績表と口頭試験の実施日が記載された通知が届きました。
成績は、必須科目(択一):18/30 選択科目Ⅱ:B Ⅲ:A 総合:A
選択科目はⅡとⅢ合わせて6割だったら合格です。これは令和8年の現行制度も一緒です。
問題ⅡがBだったのはおそらく、問題Ⅱ-Ⅰが原因だと思います。でもこの結果から、問題Ⅱ-Ⅰが書けなくても諦めなくていい!ということがわかりました。
さてさて、口頭試験は2014年11月30日(日)と記載されています。
・・・ってオイオイ、1か月もないじゃないか!?
私が筆記試験の勉強をとおして有効だと思ったことは以下3点です。
1,最初は色々手を出さずに問題Ⅲ(現行制度の必須科目Ⅰでもいいと思います)のちゃんとした模範解答を作成する
2,詰め込むのは最後の1、2週間で集中してやる
3,試験本番で時間が余った際は自分が勉強した骨子を書き出す練習をする
次回は口頭試験です。
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